畜産事業

畜産事業のご案内

隠岐の島にこだわり、黒毛和牛ブランドを創出する畜産事業。

隠岐の島の小高い丘に拓かれた、広大な牛舎で、島内で生まれた黒毛和種の仔牛の繁殖から出荷まで一貫生産しています。

多くのブランド牛の肥育業者が、他産地から仕入れた仔牛を育て出荷するのとは異なり、合同会社Bikenでは、島生まれ・島育ちのブランド牛創出に、こだわっています。

潮風が吹き渡る自然環境の中、隠岐で一貫した飼育を行い、肉質の良い黒毛和牛を育てています。

隠岐の島町の地形を活かして放牧された牛たちはのびのびと暮らしています。

私たちは人に優しく、牛に優しく接することを心掛け、怪我や病気の早期発見・治療ができるよう、観察を丁寧に行い、牛にストレスを与えないことや傷つけないことに細心の注意を払っています。

隠岐の島町の牛たちは、島の急勾配を活かした丘で育っているので、足腰が強いです。足腰が強いということは太って肉がたくさんついても、耐えられるだけの筋力がつくということです。

また、潮風を受けたミネラル豊富な餌を食べて育っていますので、良質な牛が育つ環境があります。

牛が牛らしく生きられる方法として、私たちは大自然の中で放牧する事を大切にしています。大地に育つ草を食むことで胃腸は丈夫になり、傾斜を歩くことで足腰も強固なものになります。

出産を終えた母牛と子牛の世話をする牛舎で、母牛の出産準備や生まれた子牛の体を大きくして育てていきます。一定の時期になったら島内数カ所に点在する放牧場に運び、自然の環境の中で放牧をしています。

牛にとって素晴らしい環境があるからこそ、私たちは、この隠岐の島の地で、牛を育てることに誇りを持っています。

飼育する牛の頭数を増やせば、牧草の確保や放牧の準備、夜中に立ち会うお産など、私たちの作業も比例して増えていきます。牛の性格も人と一緒で様々です。性格を見極めながら的確な授乳や食事など与えることで元気な子牛に育つよう徹底しています。

隠岐では、主に放牧を活用した飼育が行われています。放牧といっても草原の中に放すというより、傾斜のある山間部のような場所に放牧して、強健な親牛から元気な子牛が生まれています。そんな環境で育つ子牛はとても強く元気なんです。